2014/02/24

◆COMPUTEX2013レポート<3>COMPUTEXは3つの切り口で注目したい

◆「変化するCOMPUTEX」と「変わらないCOMPUTEX」

COMPUTEXを理解するためには3つのポイントを知っておく必要がある。第一に「製品トレンドを見るCOMPUTEX」、第二にトレンドが変わっても定番商品の調達を目的とした毎年「変わらないCOMPUTE」の部分。第三にCOMPUTEXの大きな変化を象徴する技術展示を中心としたCOMPUTEX。これは「変化するCOMPUTEX」であり、ここ数年注目を集めている部分である。以上の3つのポイントであるが、ひとつずつ説明していこう。

まず、「製品トレンドを見るCOMPUTEX」とはずばりインテルとマイクロソフトがその年にどんな製品を出展するかが「鍵」となる。COMPUTEX2012では販売を間近に控えた「Windows8」が注目製品となった。今年のCOMPUTEXでは最新型のウルトラブックが世界中のマスコミやバイヤーから注目を集めた。

インテルやマイクロソフトが新しい製品や技術を発表するとき、台湾のOEM/ODMベンダーが量産パートナーとしてインテル・マイクロソフト陣営の一翼を担う。インテルやマイクロソフトのブースにはパートナーである台湾ベンダー各社の新製品がずらり並ぶ。

つまり、COMPUTEXの注目度合いはインテルやマイクロソフトの動向にかかっていると言っても過言ではない。インテルやマイクロソフトからエポックメイクな製品や新しい技術が発表される年のCOMPUTEXは国内外のバイヤーやマスコミから一躍注目を集める。

一方で、インテルやマイクロソフトの動きが静かな年はCOMPUTEXのほうも盛り上がりに欠ける(?)といった結果になることもある。残念ながら今年のCOMPUTEX2013は昨年の盛り上がりを越えるだけのニュースがなかった。目玉となる製品(COMPUTEXプレミアム)や技術(技術発表)に欠くCOMPUTEXだった。

南港ホールにはインテルやマイクロソフトのパビリオンをはじめASUS(華碩)、Acer(宏碁)といった台湾大手ベンダーが出展。今年はWindows 8とAndroid 4.2が切り替え可能なデュアルOSのPCが注目を集めた。キーボードに「Core i7-4500U」、11.6インチのフルHD液晶部に「Atom Z2580」を搭載するデュアルプロセッサー仕様で普段はWindows 8搭載のノートPCとして動作し、液晶部を取り外すと自動的にOSが切り替わり、Androidタブレットとして利用できる。

また、Memo Pad解像度1280×800ドットの7インチIPS液晶を搭載した低価格タブレットは16GBモデルを149ドル、8GBモデルを129ドルで出荷予定。また、Phone Pad 電話機能をつけたモデルなども注目を集めた製品のひとつだ。


ASIA-NET 吉村

※レポートのバックナンバーはこちらからご覧ください。

http://www.ippc.biz/DetailComment.aspx?nid=1207

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