2014/02/21

中国のネットバンキング 建設銀行と工商銀行の2強変わらず

中国の「2013年第4四半期(10-12月)中国インターネットバンキング市場データベース」によれば、同期間中の取引総額からみたシェアは、中国工商銀行が37.37%でトップだった。2位は中国建設銀行で18.43%、3位は中国農業銀行で10.24%と続いた。

各銀行の市場シェアは引き続き安定した状態を保っており、建設銀行と工商銀行が2行で過半数を占める状況が続いている。前期に3位だった中国銀行がシェアを落として農業銀行に抜かれたほか、中信銀行も振るわなかったが、上位10行のうち8行はシェアを伸ばした。

易観智庫の分析では、今期は各銀行とも前期より営業活動を重視している様子がうかがわれ、工商銀行と建設銀行は特に力を入れたようだ。工商銀行はクリスマスと元日に複数のECサイトと共同でキャンペーンを展開。建設銀行もインターネットバンキングを友人に紹介あるいは招待したりするたびに抽選に参加できるイベントを行ったり、振込みなどを利用する度にポイントがたまる仕組みを取り入れたことで、一人あたりの利用回数と金額を増やしたことがシェア増加につながったようだ。


2014/2/18 クララオンライン/アジアビジネスコンサルティング

※下記のサイトから詳しい情報が入手できます。

http://www.eguan.jp/2014/02/18/13q4intbanksh.html

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