2014/02/27

中国のEC大手勢い止まらず、売上は前期比20%増

中国の「2013年第4四半期(10-12月)中国B2C市場季度監測報告」によると、同期間中のB2C市場の売上は1946.5億元で、前期に比べ20%増加した。上位3サイトの顔触れは変わらず、天猫、京東、騰訊電商となった。

売上額からみた市場シェアは、トップの天猫が49.7%、2位の京東が19.0%、3位の騰訊電商が7.0%と続き、いずれも小幅ながらシェアを伸ばした。上位の大型サイトは11月11日のセールで注文が大幅に増加し、当日の1日だけで天猫と淘宝網はあわせて1.67億件、京東は680万件の注文があった。騰訊電商は人気チャットソフトの微信をきっかけに利用する人が増え、こちらも11月11日だけで5万件を超える注文があった。

易観智庫の分析では、大型B2Cサイトが巨大な資本力を背景にモバイル領域へと参入しており、小中規模のB2Cサイトとの差を広げている。小中規模のB2Cサイトは、大型B2Cサイトとの提携を強化したり、独自性をアピールしたりして生き残りを図っているが、特に自社運営のB2Cサイトにおいては、トップとその他のシェアの差が広がる一方となっている。


2014/2/25 クララオンライン/アジアビジネスコンサルティング

※下記のサイトから詳しい情報が入手できます。

http://www.eguan.jp/2014/02/25/q4b3csh.html

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