2015/05/07

◆Computexを見る3つの切り口<その1>「変わらないComputex」

Computexの会場は広い。とても半日や一日では回りきれないほどである。「Computexの特徴は何ですか」、「Computexのどこから見るとおもしろいですか」という質問を受ける。しかし、Computexにはさまざまな要素があり、見る人によって「おもしろさ」のポイントが違う。例えば、台湾ベンダーの「新製品」を見たいのか、日本ではまだ紹介されていないような「面白グッツ」を探したいのか、見る人によって「おもしろさ」の基準はさまざまだろう。

視察でComputexを訪れる人にこんなアドバイスをする。「Computexを見るには3つの切り口があります」、「Computexの特徴は3つの切り口に集約されます」というアドバイス。

それは、「変わらないComputex」、「変化するComputex」、「半歩先端のComputex」である。ぜひ、この3つのキーワードを覚えておいていただきたい。Computexを理解するためのキーワードとして、まずこの3つの点について説明したい。

今回はまず「変わらないComputex」から解説しよう。「変わらないComputex」とは、ひとことで言うと、世界中から集まるバイヤーが「定番製品」を買い付けるためのComputexである。たとえば、UEBメモリー、パソコンのケースやマザーボード、キーボードやマウスやタッチペンなどの入力デバイス、CPUクーラー、ストレージ、その他のパソコン周辺機器やアクセサリーなど。トレンドによりデザインやスペックは毎年多少は変化するが、基本的には変わらない「定番製品」とである。ここがComputexが最もComputexらしいところ。

「変わらない」と言っても製品はもちろん毎年のようにモデルチェンジされる。パソコンケースやCPUクーラーなどは毎回マニア向けに志向を凝らしたデザインが発表され、新しいモデルが続々と登場する。USBメモリーも毎年のように新しいデザインの製品がお披露目になる。

世界中から集まるバイヤーは「その年のクリスマス商戦で何が売れるか」という視点で製品探しに集まる。また、中国なら「国慶節」がコンシューマの消費が盛り上がる季節、日本なら「ボーナス商戦」というようにそれぞれの国や地域にとって異なる商戦の時期を意識した商談が行われる。つまり、Computexとは「売るモノ」(売れるモノ)を探し、タイムリーに買い付けていくための展示会なのである。

製品は決して最新技術の最先端の製品ばかりとは限らない。「定番製品」を買い付けていくことが台湾に来る一番の目的というバイヤーも少なくない。繰り返しになるが、ここが最もComputexらしいところである。


■Computex2015■ 会期:2015年6月2日(火)~6月6日(土)
 会場:台北世界貿易センター(信義区3会場)、南港ホール(南港地区)
 出展規模:1,710社、5,069小間 (2014年/実績)
 海外からのバイヤー登録者 166の国と地域から3万8,662人、来場者数13万人

■Computex2015開催概要 
 http://www.tcatokyo.com/
 http://www.tcatokyo.com/COMPUTEX2015-1.pdf

■Computex2015現地視察/事前登録について
 http://www.tcatokyo.com/Computex02.html

■Computex2015出展企業/募集要項
 http://www.tcatokyo.com/Computex03.html

■Computex関連ニュース
 http://www.tcatokyo.com/news.html

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