2017/05/01

◆Computex視察の注意点<まとめ> 「何かおもしろいモノはありませんか?」

「今年のComputexは何がおもしろいですか?」という質問をよく受けます。「面白い製品を探しているのですが何か紹介してください」という依頼も多いのですが、残念ながら、こうした質問や依頼にはきちんとお応えできません。基本的にはお断りすることにしています。その理由は・・・。

実は、「面白い製品」とは定義があいまいで紹介したくても紹介できないのが現実のところです。例えば、私が面白いと思って紹介した製品が、相手が期待している面白さとは違っていたりします。実はそういうことがたいへん多いのです。逆に、私が何気なく紹介した製品を相手がたいへん気に入ってしまったりします。(実は、私はその製品を面白い製品とは感じていない)

つまり、「面白さ」とは実に主観的なモノで、お互いの感じ方には違いがあり、面白いと感じたり、面白くないと思ったり、感じ方はひとそれぞれなのです。私が紹介したそれほど面白さを感じない製品(つまらないモノ)が相手には妙に受けがよかったりすることもあります。自信をもって紹介した製品にまったく関心を示してもらえなかったりすることもあります。

「何か面白いモノを紹介してください」という質問があったら、逆に、「どんなモノが面白いと思っていますか?」と聞き返すこともあります。すると「何かです。何か面白いモノです」という答え・・・。どんなモノがあるか「わからない」から質問をしてくるのだと思いますが、このタイプの人は結局のところ「面白いモノ」は見つからないケースが多いのです。具体的な製品のイメージの想定ができていないことが多いからです。

「何か面白いモノ」を探している人は永遠に「何か面白いモノ」は見つからないかもしれません。質問をしてくる相手には必ず期待している製品をイメージしているはずです。そこがわからないと意味がない会話のやりとりになります。期待通りの答えはなかなか難しいものです。

Computexを回るときには、「何か・・・」を探すのではなく、「こんなモノを探したい」、「こんな製品を期待している」というイメージを自分の中で再確認してからブースを回ってみることをお勧めします。

もちろん、Computexでは「予想もしない意外なモノ」に出会う楽しさもあります。しかし、まずは期待しているモノを自分の中でイメージしておくと、例えば「予想もしなかった意外なモノ」に出会えたときの驚きや喜びはきっと何倍にも増幅されるはずです。

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◆Computex2017 & InnoVEX2017 開催概要
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*Computex2017とは製品調達及び海外におけるパートナー探しの展示会
*InnoVEX2017とはベンチャーが集まる「ピッチ」と「技術出展」のイベント
主 催:台北市コンピュータ協会(TCA)、台湾対外貿易発展協会(Taitra)
会 期:Computex2017 5月30日 (火曜日)~6月3日(土曜日) 5日間
     InnoVEX2017 5月30日 (火曜日)~6月1日(木曜日) 3日間
時 間:午前9時半~午後6時まで (ただし、最終日は午後4時まで)
会 場:台北世界貿易センター (信義区3会場)、南港ホール(南港地区)
InnoVEX2017 世界貿易センター第3ホール(信義区) 
出展規模:Computex 1,602社、5,009小間(2016年実績)
InnoVEXベンチャー企業217社(2016年実績)
ピッチエントリー企業102社/ファイナリスト25社/優勝賞金100万ドル
来場者・海外から登録者177の国と地域から40,969人(2016年実績)
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http://www.computex.biz

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