2017/05/08

◆実ビジネスに繋ぐ展示会視察のノウハウ<その1> 「事前の情報収集」

展示会はしっかりとした目的を持って見ることをお勧めします。特に海外の展示会を視察する場合は事前の情報収集は不可欠でしょう。このコラムではComputexの場合を想定していくつかのアドバイスを取りあげます。

Computexでは会場が2つのエリアに分散している上にひとつひとつの会場もたいへん広いので、ぶらぶら見て歩くだけでもかなり疲れてしまいます。6月の台北はちょうど梅雨明けの時期で、天気がよい日は真夏の日差しになります。会場内は空調が効いていますが、炎天下の会場間の移動はけっこう体力を消耗します。

調達やパートナー探しが目的の場合は、事前にComputex公式サイトで情報収集をしておくことをお勧めします。会期の1週間前ほどにBC Awardの結果発表があります。これと前後して、出展企業が続々と製品情報を公式サイトにアップしていきます。フォーラムやカンファレンスの登壇者もこの時期に再確認しておきましょう。

BC Awardを見ておくだけで、その年のComputexの傾向を凡そ掴むことができます。台湾国内外の記者がどんな製品に注目しているか、18の製品分類で500アイテム近くがエントリーし、その中から投票で選ばれた製品がアワードを獲得します。Computexを注目する上での有力な製品情報と言えるでしょう。

WEBメディアを中心に日本のマスコミなどもまず注目する製品はBC Awardの需要製品です。大手ベンダーの受賞製品を中心にニュースになっていきます。また、BC Awardに加えて日本の記者がWEBでレポートする速報する記事なども参考にしてください。Computexのトレンドについて掴みましょう。

Computexは実は事前の情報収集が難しいことも事実です。直前にならないと各社の出展製品が見えてこないのです。しかし、公式サイトではスマテク・エリア(Smart Technology Applications & Products)を中心に事前に注目製品やトレンディな製品情報を掲載していきます。

スマテク・エリアには話題の製品だけではなく、中小企業やベンチャー企業の技術出展、未発表の製品や技術、隠れたスグレモノや意標を突くノーマークの製品や技術などもあります。公式サイトには過去にスマテク・エリアに掲載された製品の記録もあります。ご参考まで・・・。

また、公式サイトの製品情報は会期中も随時アップデートをして最新情報を掲載していきます。公式サイトには会期中に会場を取材したビデオニュースも掲載しています。現地でもぜひチェックしてください。

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◆Computex2017 & InnoVEX2017 開催概要
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*Computex2017とは製品調達及び海外におけるパートナー探しの展示会
*InnoVEX2017とはベンチャーが集まる「ピッチ」と「技術出展」のイベント
主 催:台北市コンピュータ協会(TCA)、台湾対外貿易発展協会(Taitra)
会 期:Computex2017 5月30日 (火曜日)~6月3日(土曜日) 5日間
     InnoVEX2017 5月30日 (火曜日)~6月1日(木曜日) 3日間
時 間:午前9時半~午後6時まで (ただし、最終日は午後4時まで)
会 場:台北世界貿易センター (信義区3会場)、南港ホール(南港地区)
InnoVEX2017 世界貿易センター第3ホール(信義区) 
出展規模:Computex 1,602社、5,009小間(2016年実績)
InnoVEXベンチャー企業217社(2016年実績)
ピッチエントリー企業102社/ファイナリスト25社/優勝賞金100万ドル
来場者・海外から登録者177の国と地域から40,969人(2016年実績)
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http://www.computex.biz

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