2017/05/15

◆実ビジネスに繋ぐ展示会視察のノウハウ<まとめ> ビジネスは「モノ人探し」ではなく「人探し」

ビジネスは「モノ探し」≦「人探し」とういのが持論。キーワードは「情報のキャッチボール体制」作りです。海外視察や展示会の視察では「人探し」を意識して、積極的に取り組んでみてください。情報のキャッチボールができる相手をひとりでもふたりでも見つけることができれば、その海外視察は大きな収穫です。

海外の展示会視察の感想で「欲しいものが見つからなかった」、「期待した製品がなかった」という点をよく耳にします。ブースを回ってみて、探していた製品がなかったのでしょう。または、そもそも事前にイメージしていた展示内容と違っていたのかもしれません。

確かに、欲しいものを見つけることができれば好ましいことです。期待外れとならないように事前に展示内容をチェックしておくことも必要でしょう。しかし、たいていの場合、ベストマッチで欲しい製品やストライクゾーン直球で条件に合う品物がすぐに見つかることのほうが、むしろ稀なことではないでしょうか。

繰り返しますが、海外視察は「モノ探し」ではなく「人探し」と心得るべきです。仮に、ストライクゾーン真ん中の探していた製品でなくても、ブースの担当者とキャッチボールをしてみるべきです。その製品を開発した人はどんな人なのだろうか、どんな会社でどんな経営者なのだろうか、一歩踏み込んで興味を持って接してみてはどうでしょうか?

たとえ出展している製品が探しているモノと違っていても、「こんなモノを探している」、「こんなモノが作れないか」、「こんなモノが作れる会社をしらないか」、こんな質問をぶつけてみます。ポイントはその時のブースの担当者の対応です。あなたに興味を持って情報提供に応じてくれるかどうか、この点がポイントなのです。これが「情報のキャッチボール体制」の第一歩になります。

もちろん、ブースでは好意的に対応してくれる人ばかりとは限りません。彼らの目的は出展している製品の売り込みです。時には煙たがられて、後回しにされてしまうこともあるでしょう。そこでみなさんの方からビジネスモデルの提案が必要なのです。相手が興味を持つ、相手もメリットを感じる提案をまとめてA4一枚程度にまとめて準備します。(詳しくは前回のコラムを参照)

ビジネスはます「人探し」から始める。「ビジネスがあるから友人になるのではなく、友人になっていっしょにビジネスを考える」、これが中国人や台湾人経営者のビジネスに臨む基本姿勢です。一見遠回りするアプローチに感じますが、実は、中華圏では「人探し」こそビジネスを成功させる近道かもしれません。

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◆Computex2017 & InnoVEX2017 開催概要
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*Computex2017とは製品調達及び海外におけるパートナー探しの展示会
*InnoVEX2017とはベンチャーが集まる「ピッチ」と「技術出展」のイベント
主 催:台北市コンピュータ協会(TCA)、台湾対外貿易発展協会(Taitra)
会 期:Computex2017 5月30日 (火曜日)~6月3日(土曜日) 5日間
     InnoVEX2017 5月30日 (火曜日)~6月1日(木曜日) 3日間
時 間:午前9時半~午後6時まで (ただし、最終日は午後4時まで)
会 場:台北世界貿易センター (信義区3会場)、南港ホール(南港地区)
InnoVEX2017 世界貿易センター第3ホール(信義区) 
出展規模:Computex 1,602社、5,009小間(2016年実績)
InnoVEXベンチャー企業217社(2016年実績)
ピッチエントリー企業102社/ファイナリスト25社/優勝賞金100万ドル
来場者・海外から登録者177の国と地域から40,969人(2016年実績)
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http://www.computex.biz

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