2019/01/29

InnoVEX Report(6) スタートアップ、大手ベンダー、投資家、その中心で3者を繋ぐInnoVEX

アイデアはあるが資金がないスタートアップやベンチャー企業にとって、台湾の大手ベンダーとの連携は大きなビジネスチャンスとなる。大手ベンダーと連携することはスタートアップにとって魅力的だ。スタートアップが必要とするさまざまなサポートを大手ベンダーから受けることができる。また、自社の技術やビジネスモデルが大手ベンダーを経由して投資家の眼に留まれば、資金調達にも道が開ける。世界の有力VC(ベンチャーキャピタル)とのコンタクトも可能だ。Computex2019 & InnoVEX2019の会期は2019年5月28日(火)から6月1日(土)まで会期5日間。出展、視察、InnoVEXのピッチエントリー、事前登録、事前勉強会などの問い合わせもTCA東京事務所まで。

方向性の転換を求められている大手ベンダーにとっても、すべての技術を自前で開発していくのは困難だ。必ずパートナーが必要である。できるだけ即戦力となるパートナーがいい、小回りの利くパートナーがいい、斬新なアイデアを手に入れたい…。InnoVEXに集まるスタートアップに眼を向け、候補企業を探し出す。ここで両者の利害が一致する。今後、大手ベンダーとスタートアップの提携がますます増えることが予想される。

VCにとっても単にスタートアップを探して自己判断で投資をするのはリスクが大きい。台湾大手ベンダーがアクセラレーターやメンターとしての役目を果たしてくれるのなら、安心して投資先候補に眼を向けることができる。リスク分散も可能だ。ベンチャーを発掘し、育て、ビジネスモデルを構築するために台湾大手ベンダーのリソースを活用する。このように3者の利害が一致し、その中心で繋ぎ役となっているのがInnoVEXなのである。

Smart Home(住宅・家電)、Smart Office(オフィス・事務機器)、Smart Vvehicle(自動車)、Smart Factory(工場の自動化)、Smart Education(教育)、Smart Agri(農業)など、それぞれIoT分野における成長の可能性を支えるのはイノベーション(Innovation)であり、さらにそのイノベーションを起こすためにはスタートアップの新しい力が必要となる。こうした分野を跨いで開催されるInnoVEXはまさにそのハブ(Hub)としての役割を担っている。
写真.Qubi はEQL(宜優科技)のサービスロボット、足元に自動掃除機を収納する。量産を受け持つのは台湾大手EMSベンダーであるQuanta(廣達)
■Computex2019 & InnoVEX2019開催概要

主 催:台北市コンピュータ協会(TCA)、台湾対外貿易発展協会(Taitra)
会 期:Computex2019 5月28日(火曜日)~6月1日(土曜日)会期5日間
InnoVEX2019 5月29日(水曜日)~5月31日(金曜日) 会期3日間
時 間:午前9時半~午後6時まで(ただし、最終日は午後4時まで)
会 場:Computex2019南港ホール/新南港ホール/南港地区(2会場)
InnoVEX2019 台北世界貿易センター第1ホール/信義区
出展規模:Computex 1,602社、5,015小間(2018年実績)
InnoVEXベンチャー企業388団体(2018年実績)ピッチエントリー100社
セミファイナリスト28社、ファイナリスト8社、優勝賞金30,000米ドル
≫海外からのバイヤー登録者168か国と地域から42,284人(2018年実績)
出展企業はAsus Acer MIS Microsoftなど大手ベンダーからベンチャー
スタートアップ企業まで1,600社、日本からの出展企業にも注目
■Computex2019&InnoVEX2019開催概要
http://www.tcatokyo.com/COMPUTEX2019-1.pdf
■InnoVEX2019開催概要
http://www.tcatokyo.com/InnoVEX2019-1.pdf
■InnoVEX2019出展に関して
http://www.tcatokyo.com/InnoVEX2019-2.pdf

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