2019/04/16

Computex2018 Report(3) 南港ホール4F、さまざまな方向性を模索する大手ベンダー

■3■南港ホール4F、さまざまな方向性を模索する大手ベンダー
南港ホール4Fで最も存在感を示していたのはASUS(華碩)ブース。昨年のComputexで発表したサービスロボット「Zenbo」をメイン通路沿いのミニステージに配して、踊ったりステージを動き回ったりロボットのパフォーマンスを披露していた。また、ブース内ではノートブック、タブレット、携帯電話、Gaming PCなど全方位的に製品を展示。来場者の注目を集めていた。<写真5>
一方、Benq(明基)は無人コンビニのシステムを出展。顔認証のゲートから店舗内の清算レジまでブース内に無人コンビニの買い物空間を設えてデモを行っていた。また、今年もブース内にロボットアームを設置し、スマートファクトリー分野にも積極的に取り組んでいる姿勢をアピール。BtoBソリューションを全面に打ち出した展示だった。<写真6><写真7>
MSI(微星)は南港ホールの4FにGaming PCを出展、1Fにはスマート・ビーグル、テレマティスのソリューションを出展。フロアーを分けた出展を行っていた。台湾の大手PCベンダーはGiga-Byte(技嘉)やAcer(宏碁)などGaming PCを中心とした方向に向かう企業とBtoBソリューションに向かう企業と2つの流れができつつある。そうした中で、MSI(微星)はどちらにも均等に力を入れている姿勢が印象的だった。<写真8>
MitacはBtoBソリューションに向かう代表事例。今年も図書館の貸し出しシステムを出展。IoTを使ったソリューションはさまざまな分野で具体的な浸透を見せている。(BtoBソリューションに向かう台湾大手ベンダーの一連の動きを見ているとASUS(華碩)ブースが逆に保守的にすら見える)<写真9>
一方、今年のComputexで個人的に最もショッキングだったのはAcer(宏碁)ブース。パソコン最大手である老舗Acer(宏碁)のブースからパソコンやタブレットが消えた。今年のAcer(宏碁)は「Predator」(プレデター)というネーミングでGaming PCを展開。独自の方向性を模索している。今年のComputexではこのGamingブランドを全面的に押し出し、ゲームが中心の出展となった。

コメントを投稿