2021/12/06

ローターのバランシングのための粒子埋め込み振動減衰装置【機械工学】

製品名:A Particle-embedded Vibration Attenuation Apparatus for Dynamic Balancing on Rotors
    ローターのバランシングのための粒子埋め込み振動減衰装置
    兼具轉子動平衡功用之阻尼顆粒抑振技術
大学名:National Central University (NCU )
    中央大学 呉育仁教授チーム
■分類:機械工学
製品紹介:
■特徴
 「振動抑制」と「ローター動的バランス」は機械システムにとって重要な問題である。「粒子減衰」はパッシブ振動減衰装置として使用できることはわかっている。この技術は適切な量の粒子をローター構造の内部空洞に入れるとローター構造システムの振動エネルギーは、粒子間および粒子と空洞の間の一定の摩擦および衝突によって消費される。
 この革新的な発明は、振動や騒音低減と組み合わせることができない従来のローター動的平衡法の限界を打ち破り、ローターまたは追加のキャビティ内に適切な加重粒子質量を追加することにより、効果的に「不平衡回転慣性力を低減」し、同時に「振動・騒音低減」の目的を達成する。
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■解説
 本発明はローター動的平衡機能を備えた粒子減衰装置。ローターとは1つまたは複数の機械ユニットを組み合わせて同期して移動する回転体を指す。ローターは少なくとも1つの粒子減衰装置を装備し、粒子減衰装置減衰粒子を充填するための容器があり、その質量と組み立て位置はローターの慣性モーメントとローターの慣性力のバランスを含む数式に従って決定される。
 本発明の粒子減衰装置は、動力設備のローターに設置することができ、特定の設置品質および位置により、ローター回転の不均衡慣性力および不均衡慣性モーメントを効果的に低減することができる。さらに、粒子間の衝突、粒子と容器そして摩擦はローターの振動を減らす効果もある。

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