2022/01/05

TADA/台湾次世代車両先進技術開発発展協会が12月16日に設立。初代理事長に黄崇仁氏

写真:台灣先進車用技術發展協會(TADA)設立大会は12月16日に開催され、第1回会員総会が同時に開催され、PSMC(力晶積成電子製造股份有限公司)董事長(最前列)である黃崇仁氏はが共同で会長に選出されました。

ICT x EV業界を越えた新しい提携自動運転カーボンニューラルの世界的な動きにビジネスチャンスを目指す
TADA/台湾次世代車両先進技術開発発展協会が12月16日に設立。初代理事長に黄崇仁氏 
 【2021年12月16日,台北訊】自動運転やカーボンニュートラル/脱炭素社会が世界的なトレンドである中で各国政府はEV車の普及を基本的な方針として積極的な舵取りを進めている。世界の主要な自動車業メーカーは、市場の期待と規制要件を満たすEV車の開発や自動運転技術の開発など革新的な技術開発を目指してしのぎを削っている。
 TADAはPSMC(力晶積成電子製造股份有限公司)董事長であるFrank Huang/黃崇仁氏が発起人。PSMC(力晶積成)の他にもAUO(友達光電)、Pegatron(和碩聯合)、Powerchip(力晶科技)など、台湾の主要な大手ベンダーが参加。さらにTTIA (Taiwan Telematics Industry Association/台灣車聯網産業協會)、TCA(Taipei Computer Association/台北市電脳商業同業公會)、TwIoTA(Taiwan IOT Technology and Industry Association/台湾物聯網産業技術協會)など、台湾を代表する業界団体も発足メンバーとして加盟し設立された。
 2021年12月16日にグランドハイアット台北でTADA(Taiwan Advanced Automotive Technology Development Association)の設立大会が開催された。TADAは中国語では「台灣先進車用技術發展協會」、日本語では「台湾次世代車両先進技術開発発展協会」、略称はTADA(ティーエーディーエー)となる。大会中、台湾自動車産業協会(TTVMA)との協力覚書(MOU)に署名し、協会の目標として台湾ICT産業と自動車産業は業界を超えた協力を行い、高度な自動車技術及び自動車産業全体のエコシステムサプライチェーンの構築に取り組む。同日、第1回会員総会が同時開催され、PSMCの董事長である黃崇仁氏(Frank Huang)が初代理事長に選出された。
 理事長のFrank Huang/黃崇仁氏は「台灣先進車用技術發展協會の設立の目的は、電子産業と自動車産業の間に風通しの良いコミュニケーションチャネルを構築することである」と述べた。また、「ICT産業と自動車産業は製品設計の理念と基本的な開発手法が異なり、TADAは業界を超えた企業間のノウハウを互いに認識することによって、我々は自動車産業のエコシステムについても理解を深めることが重要」とも述べている。
 今後にEV車向けの半導体や電子モジュールの需要が大幅に増加することが予想される。EV車やスマートカーに必要な電子モジュールは、台湾のICT業界が最も優位性を持っている分野である。この提携により、EV車向けのモジュール開発能力を向上させ、業界が一丸となってEV車やスマートカーの開発に取り組み、新しい市場を開拓し、未来のビジネスチャンスを掴むことを目標としている。
 TADA事務局はではEV車のサプライチェーン、充電インフラなどに関心のある企業や業界団体、スタートアップなど、この分野を専門としている法人または個人の入会を歓迎。法人向けには2021年末まで年会費無料での受付が可能。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。お問い合わせは下記まで。

TADA /Taiwan Advanced Automotive Technology Development Association
台灣先進車用技術發展協會事務局:
連絡電話番号:886-2-2576-2017
担当窓口:王(Ms.Wang)
e-mail:service@tatda.org
公式サイト:http://www.tatda.org/

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