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台湾デジタルコンテンツ産業におけるゲームソフトとAV特殊効果加工/3Dアニメ制作という2つの領域はここ数年萌芽期に止まっていたが、世界的なインターネットブームと従来メディアのデジタル化、さらには移動体通信の普及などが追い風となって急成長を遂げており、その将来性は高い。とくに今後ネットマルチメディア応用がさらに急成長すれば、発展の基礎を持つゲームソフト産業とAV特殊効果加工/3Dアニメ制作産業は台湾が発展に力を入れている知識経済の重要産業となるだろう。
現在、台湾には比較的大きなゲームソフト及びAV特殊効果加工/3Dアニメの制作会社が約50社あり、その68%は資本金が5,000万元以上。そのうちゲームソフト制作会社が7割を、AV特殊効果加工/3Dアニメ制作会社が残り3割を占めている。2000年資本総額は約70億元だったが、2001年には3割増の100億元に成長した。2000年の売上総額は約90億元だったが、これも2001年には7割増の140億元に成長している。従業員総数は約5,200人に達する。
ゲームソフトとAV特殊効果に対する経営特徴の分析
1. ゲームソフト
比較的規模が大きいゲームソフト制作会社は現在約30社に上る。主な会社にはSammit(皇統)、AcerTWP(第三波)、Gamania digital entertainment (遊戲橘子)、King's International Multimedia(協和)、Soft-World(智冠)、Softster(大宇資訊)などが含まれる。主な製品はRPG、アクション、射撃、スポーツ、即時戦略、知能、冒険、シミュレーションなどがある。ここからもこの領域の新興の力と爆発的な発展力を軽視できないことがわかる。ネットカフェの流行で、ゲームソフト会社に商機をもたらし、多くの会社が多くの利益を得た。
資策会の資料によると、オンラインゲームは1999〜2000年に萌芽し、2001年に225%と急成長を遂げ、市場規模は17.1億元に達した。今年は55%成長し、26.5億元に達することが予測されている。2001〜2004年の年複合成長率は32.7%と、二桁成長を続ける余地がまだある。PCゲームはインターネットゲームに取って代わられ成長が鈍化している。2001〜2004年の年複合成長率は-3.8%で、30億元前後を維持する。
表1、台湾ゲーム市場規模
| 項目 |
1999年 |
2000年 |
2001年 |
2002年
(予測) |
2003年
(予測) |
2004年
(予測) |
PCゲーム
(億元) |
3.95 |
38.02 |
32.30 |
31.50 |
30.20 |
28.80 |
成長率
(%) |
20.8 |
11.9 |
-15.0 |
-2.4 |
-4.1 |
-4.6 |
| オンラインゲーム(億元) |
0.9 |
4.81 |
17.1 |
26.5 |
34.0 |
40.0 |
| 成長率(%) |
- |
434 |
255 |
54.9 |
28.3 |
17.6 |
| 合計(億元) |
34.85 |
42.83 |
49.40 |
58.00 |
64.20 |
68.80 |
| 成長率(%) |
24.1 |
22.8 |
15.33 |
17.4 |
10.7 |
7.2 |
2. AV特殊効果加工/3Dアニメ
調査によると、台湾のAV特殊効果加工/3Dアニメ制作会社は約11社。そのうち、20年以上市場を開拓しているAnitime(宏広)は代表的な企業。10年以上の歴史を持つ企業にはLeader(利達)、Digimax(太極)、CG Computer Graphic(西基)及Junior Land(活潑)などがある。新しい企業にはOcean Sky(海天)、SYSCAPE(精弘科技)、AniTime(芸動網)、Yao’s(躍獅)及びApply(爾波)などがある。
各指標をみると、Anitime が群を抜いている。さらにLeader、Digimax、CG Computer Graphicの3社がAnitimeに次いでいる。幼児教育CDで知名度を上げたSmec(会宇)は創立5年と歴史は短いが、経営陣がAnitimeの出身者であり、中国でアニメの下請け会社を長年経営していたため、ネット漫画、アニメ市場の開拓を熟知している。さらに新しいOcean Sky、AniTime(芸動網)、SYSCAPE(精弘科技)、Apply、Yao’sなどは各方面で努力している。多くの先進マルチメディアソフト・ハードウェアが高価であるため、参入は自然と難しく、資本金はいずれも0.5億〜3億元の間にある。大部分は加工部分の国際下請業務に従事しているため、利益が少なく、経営は苦しい。
行政院はアニメを「2008年に挑戦、国家発展重点計画」の育成重点産業の一つに加えている。最初の補助金は合計で1億4,000万元に上る。Spring House(春水堂)、Anitime、CG Computer Graphic、CMPC(中影)はいずれも来年アニメ映画を制作するため、補助金を積極的に獲得しようとしている。行政院はこの計画を通じて、台湾のアニメ産業をデジタル化、商品の市場化に向けて発展させるよう育成することを目指している。これによって外資が台湾のアニメ制作に参加し、さらに台湾のアニメ産業が国際の舞台で活躍することを期待している。
娯楽指向の民生デジタル時代において、PCは単純な演算のための機械ではなくなる。また、携帯電話も単純な通信設備ではなくなる。すべての3C製品はいずれも娯楽の機能を提供しなければならない。さもなくば、デジタル競争で淘汰される運命にある。台湾は発展の基礎を築いており、多くの新興企業が将来性を秘めている。中国大陸を市場として研究開発力を向上し、政府が補助を行い、それにAV特殊効果加工/3Dアニメ制作産業が協調したならば、デジタルコンテンツ領域において台湾はより大きな成功を収めることができるだろう。
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